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  1. 四国中央市議会 2018-09-21
    09月21日-05号


    取得元: 四国中央市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-11
    平成30年 9月定例会         平成30年第3回四国中央市議会定例会会議録(第5号)議事日程第5号 9月21日(金曜日)午前10時開議 ※開議宣告 ※議事日程報告 ※諸報告日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議案第56号 四国中央市認定こども園条例の制定について 議案第57号 四国中央市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について 議案第58号 平成30年度四国中央市一般会計補正予算(第4号) 議案第59号 平成30年度四国中央市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号) 議案第60号 平成30年度四国中央市介護保険事業特別会計補正予算(第1号) 議案第61号 平成30年度四国中央市簡易水道事業特別会計補正予算(第2号) 議案第62号 平成30年度四国中央市後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第1号) 議案第63号 平成30年度四国中央市津根工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号) 議案第64号 平成30年度四国中央市公共下水道事業会計補正予算(第1号) 議案第65号 権利の放棄について 議案第66号 平成29年度四国中央市水道事業会計剰余金の処分について 議案第67号 平成29年度四国中央市簡易水道事業会計剰余金の処分について 議案第68号 平成29年度四国中央市工業用水道事業会計剰余金の処分について      (委員長報告、質疑、討論、表決)   ────────────────日程第3 委員会の閉会中の継続審査について       (表  決)   ────────────────日程第4 議案第72号 平成30年度四国中央市一般会計補正予算(第5号) 議案第73号 物品購入契約の締結について       (説明、質疑、討論、表決)   ────────────────日程第5 議員提出議案第1号 四国中央市議会基本条例の制定について       (説明、質疑、討論、表決)   ────────────────日程第6 認定第1号 平成29年度四国中央市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について 認定第2号 平成29年度四国中央市水道事業会計決算,四国中央市簡易水道事業会計決算及び四国中央市工業用水道事業会計決算の認定について       (説明、質疑、委員会付託)   ──────────────── 本日の会議に付した事件日程第1 会議録署名議員の指名日程第2 議案第56号~第68号日程第3 委員会の閉会中の継続審査について日程第4 議案第72号、第73号日程第5 議員提出議案第1号日程第6 認定第1号、第2号   ────────────────出席議員(22名)   1 番   飛  鷹  裕  輔   2 番   吉  原     敦   3 番   石  川     剛   4 番   国  政     守   5 番   眞  鍋  幹  雄   6 番   三  好     平   7 番   山  川  和  孝   8 番   三  宅  繁  博   9 番   谷  内     開  10 番   川  上  賢  孝  11 番   篠  永  誠  司  12 番   山  本  照  男  13 番   苅  田  清  秀  14 番   吉  田  善 三 郎  15 番   井  川     剛  16 番   原  田  泰  樹  17 番   青  木  永  六  18 番   石  津  千 代 子  19 番   谷     國  光  20 番   曽 我 部     清  21 番   石  川  秀  光  22 番   西  岡  政  則   ────────────────欠席議員(なし)   ────────────────出席理事者 市長         篠 原   実 副市長        坂 上 秀 樹 (総 務 部) 部長         宝 利 良 樹 総務調整課長     高 橋   誠 財政課長       高 橋   徹 総務調整課長補佐兼行政係長            篠 原 裕 輔 総務調整課行政係主査 安 藤 雅 毅 (政 策 部) 部長         金 崎 佐和子 情報政策課長     藤 原 雅 秀 (市 民 部) 部長         大 野 育 雄 国保医療課長     細 川 哲 郎 (福 祉 部) 部長兼福祉事務所長  加 地 宣 幸 こども課長      藤 田   泰 (経 済 部) 部長         宮 崎 博 夫 農業振興課長     加 地 尚 武 農林水産課長     石 田 暁 裕 (建 設 部) 部長         鈴 木 宏 典 建設課長       今 村 昭 造 建築住宅課長     宮 崎   修 (会 計 課) 会計管理者兼会計課長 三 崎 敦 夫 (水 道 局) 局長         田 辺 敏 文 水道総務課長     寺 尾 大 典 (消防本部) 消防長        近 藤 英 樹 安全・危機管理課長  内 田   斉 (教育委員会) 教育長        伊 藤   茂 教育管理部長     石 川 寿 一 教育指導部長     眞 鍋   葵 教育総務課長     森 実 啓 典 (監査委員事務局) 代表監査委員     木 村 昭 利 事務局長       石 田 由 佳   ────────────────出席事務局職員 局長         石 村 泰 彦 議事調査課長     井 川   剛 議事調査課長補佐   高 橋 秀 和 議事調査係長     山 内 政 樹 議事調査係主任    青 木 里 佳 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~       午前10時00分開議 ○曽我部清議長 これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は,お手元に配付の議事日程第5号のとおりであります。   ──────────────── ○曽我部清議長 この際,御報告します。 まず,本日市長から報告第20号事故に伴う和解及び損害賠償額の決定についての専決処分の報告についてと報告第21号四国中央健全化判断比率及び資金不足比率の報告についての2件の報告がありましたので,お手元に配付しております。 ◆谷國光議員 議長。 ○曽我部清議長 谷 國光議員。 ◆谷國光議員 先般の私の一般質問の議事進行に対する質疑ということで,発言の許可をお願いいたします。 ○曽我部清議長 谷 國光議員の発言内容はどのような発言でしょうか。 ◆谷國光議員 先般の私の一般質問に対する議会の対応,そしてその議事進行に関して誤った,誤認識のもとに閉会されることに四国中央市議会,私の議員としての良心が痛むと言えば大げさでありますけれども,誤認識のままこれが永世に記されるということに対しては甚だ私は遺憾の意を表するものでございます。 ○曽我部清議長 その内容は本日の議事案件には該当いたしません。 したがいまして,谷 國光議員の発言は認められません。 ◆谷國光議員 議長。 ○曽我部清議長 会議を続行します。着席願います。 ◆谷國光議員 議長。 ○曽我部清議長 認めません。着席願います。 ◆谷國光議員 発言の自由は,議長,地方自治法にもちゃんと明記されております。 ○曽我部清議長 議事案件に従って進行します。 ◆谷國光議員 発言自由の原則,原理原則です。 このことによって私は質問をさせていただきたいと思いますが,発言の許可を願います。 ○曽我部清議長 暫時休憩します。   ────────────────       午前10時02分休憩       午前10時41分再開   ──────────────── ○曽我部清議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 先ほど,谷 國光議員から緊急質問の申し出がありました。 谷 國光議員の緊急質問の件を議題として採決します。 本件について緊急質問に同意の上,発言を許すことに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○曽我部清議長 起立少数です。したがって,本件は否決されました。   ──────────────── ○曽我部清議長 引き続き会議を続行します。 次に,監査委員から定期監査の結果について1件の報告がありましたので,本日報告書写しをお手元に配付しております。 次に,本日市長から議案第72号,議案第73号をもって議案2件,認定第1号及び認定第2号をもって認定2件の提出がありましたので,お手元に配付しております。 次に,吉田善三郎議員外20名から議員提出議案第1号をもって議案1件の提出がありましたので,お手元に配付しております。   ────────────────
    曽我部清議長 日程第1,会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は,会議規則第85条の規定により,議長において山川和孝議員三宅繁博議員を指名します。   ──────────────── ○曽我部清議長 日程第2,議案第56号から議案第68号までの13件を一括議題とします。 本件に関し,各委員長の報告を求めます。まず,西岡政則総務市民委員会委員長。      〔西岡政則総務市民委員長登壇〕 ◆西岡政則総務市民委員長 皆さんおはようございます。 それでは,総務市民委員会の報告をいたします。 本委員会に付託されました議案3件について,9月14日委員会を開催し,慎重審査を行いました。 その審査の結果については,お手元に配付してあります「委員会審査報告書」のとおりであります。 審査の過程において議案に対して論議されました事項について御報告申し上げます。 初めに,議案第58号平成30年度四国中央市一般会計補正予算(第4号)当委員会所管分について御報告いたします。 まず,委員から,ヘリポートは土居町のどこに整備されるのかという質疑に対し,関川にかかる海通橋下流の左岸側河川敷に整備されるとの答弁がありました。また,ヘリポートの整備後の維持管理費についてはどの程度かかるのかという質疑に対しては,風向きや風量を確認するための吹き流しの交換程度であるとの答弁がありました。 次に,委員から,伊予三島斎場の管理業務についてはどのぐらい経費がかかっているのかという問いに対しては,年間1,700万円程度であるが,伊予三島斎場管理の請負業者より平成31年3月末をもって業務から撤退したいとの申し出があったことから,次の運営業者を選定するために債務負担が発生するという答弁がありました。また,火葬場の施設ごとの管理者はどのようになっているのかという問いに対して,川之江斎苑が東予クリーン開発伊予三島斎場が日本管財,土居斎苑が富士建設工業となっているとの答弁がありました。 次に,新ふるさとづくり支援事業の内容について説明を願いたいという質疑に対しては,災害発生時に市内の外国人をサポートするために必要な災害時多言語センターの運営に係る研修費であるとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第58号当委員会所管分については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第59号平成30年度四国中央市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について御報告いたします。 当該補正予算につきましては,理事者より詳細なる説明を聴取し,審査しましたところ,特に報告すべき質疑もなく,採決の結果,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第62号平成30年度四国中央市後期高齢者医療保険事業特別会計補正予算(第1号)について御報告いたします。 委員から,制度改正に伴うシステムの変更ということだが,制度のどこが変更になったのかという問いに対しまして,制度そのものは平成29年度に改正されており,平成31年度分の帳票を作成するためのシステムの変更であるとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第62号については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で総務市民委員会の報告を終わります。 ○曽我部清議長 次に,石川 剛教育厚生委員会委員長。      〔石川 剛教育厚生委員長登壇〕 ◆石川剛教育厚生委員長 おはようございます。 それでは,教育厚生委員会の報告をいたします。 本委員会に付託されました議案4件について,9月14日委員会を開催し,慎重審査を行いました。 その審査結果については,お手元に配付してあります「委員会審査報告書」のとおりであります。 審査の過程におきまして議案に対して論議されました事項について御報告申し上げます。 初めに,議案第56号四国中央認定こども園条例の制定について御報告いたします。 委員から,1号認定の延長保育は認められているのか,また2,3号認定の方の入園についての優先順位はどのように決められているのかとの質疑に対し,職員の確保の問題もあるが,私立の園経営のことを考えると,公立認定こども園での延長保育は難しいと考えており予定していない。また,入園の優先順位については保育の必要性の基準により点数をつけ,その点数の高い方から入園していただくように考えているとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第56号については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第57号四国中央家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御報告いたします。 まず,委員から,市内にある2事業所ともに小規模保育事業のB型なのかとの質疑に対し,ひまわりハッピー保育園は小規模のB型となる。しゃぼん玉は事業所内保育事業であるとの答弁がありました。 次に,委員から,給食はどうしているのかとの質疑に対し,ひまわりハッピー保育園では調理室があるので給食を出しており,しゃぼん玉については調理室がないのでお弁当となっているとの答弁がありました。 質疑終了後,本件に関し討論に付したところ,家庭的保育事業よりも今ある保育園,幼稚園を充実すべきだと考えるので賛成できないとの反対討論がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第57号については,賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第58号平成30年度四国中央市一般会計補正予算(第4号)当委員会所管分について御報告いたします。 委員から,福祉避難所機能強化整備促進事業について,備蓄品と説明があったが,どこにどのような物が備蓄されるのか伺うとの質疑に対し,市内の福祉避難所は従来から4カ所あり,今年度新たに福祉避難所として2カ所指定したところである。既存の福祉避難所は四国中央市保健センター土居老人憩いの家,土居福祉センター土居こども館で,新たに指定したのが子ども若者発達支援センター,パレット,川之江文化センターである。施設により設備等に差異がある。例えば,ストレッチャー,パーティション,防災マットのような施設の状況に応じた物を備品や消耗品として購入する予定としているとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第58号当委員会所管分については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお,議案第60号については,理事者より詳細なる説明を聴取し,審査いたしましたところ,特に報告すべき質疑もなく,採決の結果,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で教育厚生委員会の報告を終わります。 ○曽我部清議長 次に,三宅繁博産業建設委員会委員長。      〔三宅繁博産業建設委員長登壇〕 ◆三宅繁博産業建設委員長 おはようございます。 それでは,産業建設委員会の報告をいたします。 本委員会に付託されました議案8件について,9月18日委員会を開催し,慎重審査を行いました。 その審査結果については,お手元に配付してあります「委員会審査報告書」のとおりであります。 審査の過程において議案に対して論議されました事項について御報告を申し上げます。 初めに,議案第58号平成30年度四国中央市一般会計補正予算(第4号)当委員会所管分について御報告いたします。 委員から,林業・木材産業成長産業化促進対策事業費補助金975万円について,どのような機械を導入するのかを伺うとの質疑に対し,ログローダという木材出荷用の高性能林業機械である。導入することで市場内の木材流通量増加により収益増が図れると考えているとの答弁がありました。 次に,委員から,災害復旧費の道路橋梁災害,河川災害,公園災害の公共災害復旧事業等について,国からの補助等があるのかとの質疑に対し,道路橋りょう災害復旧費の中の公共災害復旧事業については,公共土木施設災害復旧工事として国の査定を受けて認められた額の66.7%が国から補助される。単独災害復旧事業については,国からの補助はないが災害関連の起債を充てることができる。河川災害と公園災害についても同様で,公共事業災害復旧事業とあるものについては国からの補助がいただけるとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第58号当委員会所管分については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に,議案第63号平成30年度四国中央市津根工業団地造成事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御報告いたします。 委員から,排水施設整備事業に係る財源として交付税措置に道は開けたのか伺うとの質疑に対し,排水施設整備事業に係る財源については,浸水対策事業として自然災害防止事業債を活用できるめどが立っているとの答弁がありました。 次に,委員から,津根工業団地における総工事費,面積,販売単価,工期,販売状況について現在の見込みを伺うとの質疑に対し,当初事業費総額を22億7,300万円と試算していたが,6億8,810万円の減額により15億8,490万円程度の事業費を見込んでいる。売却面積は8.85ヘクタール,工期については造成事業が6月から始まっており,来年の7月末までを予定している。排水施設工事については現在実施設計中であり,12月に着工ができるように準備を進めており,来年9月末竣工をめどとしている。同時に今後は立地企業の公募を行い,市内外からの誘致を進めたい。なお,分譲地の引き渡しは来年末ごろを予定しているとの答弁がありました。 以上の経過を経て採決の結果,議案第63号については,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 なお,議案第61号,第64号,第65号,第66号,第67号,第68号については,理事者より詳細なる説明を聴取し,審査しましたところ,特に報告すべき質疑もなく,採決の結果,全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上で産業建設委員会の報告を終わります。 ○曽我部清議長 以上で各委員長の報告は終わりました。 これより委員長報告に対する質疑を行います。 念のため申し上げます。委員長報告の質疑は,委員長に対し委員会の経過と結果についての質疑であります。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○曽我部清議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 これより討論を行います。 「討論通告書」により順次発言を許可します。飛鷹裕輔議員。      〔飛鷹裕輔議員登壇〕 ◆飛鷹裕輔議員 議席番号1番,日本共産党,飛鷹裕輔です。 議案第57号四国中央家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について,日本共産党議員団を代表して反対の立場から討論を行います。 今回の改正は国の運営基準の一部改正に伴うものであり,その趣旨は高まりの続く保育需要に対応していくため,基準の緩和拡大などによりその対応体制等について拡充を図るものです。改正は,家庭的保育事業の代替保育の提供についての要件を緩和すること,食事の搬入施設を追加するものです。 代替保育とは,家庭的保育者が病気,冠婚葬祭等のやむを得ない理由により保育を実施できない緊急のほか,定期的に連携保育所において一日保育を実施するものとなっています。原則として,ゼロ歳から3歳未満の少人数の児童を対象に,保育者の居宅などで保育を行う家庭的保育事業,いわゆる保育ママは,設置に当たり連携施設の設定が求められています。この条例の改正はその要件を緩和するものです。 そもそも待機児童の解消は,これまでの設置基準を満たす認可保育園で行うことが基本とされるべきであり,設置基準を緩和したこの保育事業そのものに問題があります。特に量的拡大を図るため,3歳未満児の受け皿を保育ママで補うことは安全性や保育の質の担保に課題が多く,これ以上規制緩和を行うべきではありません。公立の保育園が主体で担っていくべきです。 保育施設における食事の提供は子供の生命の維持,発育に欠かせないものであり,心身の成長に重要な影響を及ぼします。全ての子供に健やかな育ちを保障する保育の観点から,また体調の変動も大きく個別の対応が欠かせないことからも,基本的に食事の外部搬入は行うべきではなく,特に発達の個人差が大きい3歳未満児や体調不良児,食物アレルギー児等への食事提供は命にかかわることであり,適切な運用が求められます。保育施設の食事はこれらを担保するために自園調理が原則であります。責任も曖昧になりかねない給食の外部搬入には賛成しかねます。自園調理に向けた体制確保などの適用の猶予期間については,当初の施行日から5年を10年に延長するほか,当該体制の確保について努力義務の規定を新たに加えるものであります。家庭的保育事業者が提供する給食について,今回5年の猶予されていた自園調理の義務づけの適用をさらに5年猶予する。改正前の5年間は平成27年度から平成31年度まで延ばし,今回改正によりさらに平成36年度末まで延長される内容です。今後四国中央市でも広く門戸を開くことになるならば,このような規制緩和をしたことによって事故など起こることがないようにしなければなりませんし,何より保育を受ける側の子供たちの視点が抜け落ちるようなことがあってはならないと思います。 他市町村では小規模保育施設整備待機児童解消の緊急対策とは考えますが,四国中央市では現状では待機児童が多いわけではありません。今回の基準を引き下げた条例に改正するということは,市民にとってよきものではなく改悪でしかありません。条例改正による緩和は保育環境の低下を招くものであり,食事の提供体制は外部搬入の拡大をすべきではありません。四国中央市の子育てがこれでいいはずがありません。待機児童解消公立保育園増設によって解決する。待機児童解消は保育の質の維持改善とともに解消すべきものです。規制緩和によってさらに保育の質の低下につながるこの議案には反対です。 議案第57号四国中央家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についての反対討論といたします。 議員各位の良識ある賛同に訴え,討論といたします。 ○曽我部清議長 次に,篠永誠司議員。      〔篠永誠司議員登壇〕 ◆篠永誠司議員 それでは,私のほうから,議案第57号四国中央家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例につきまして,賛成の立場から討論を行います。 国では,平成32年度末までに待機児童の解消,また女性の就業率の向上等を図ろうと,さまざまな施策を推進しているところでございます。 その中で,家庭的保育事業とは特に待機児童が多いゼロ,1,2歳児の乳幼児を預かる施設として位置づけられており,今回の改正は地方からの提案等を受け,国の基準を実情に合ったものに改正するものであり,当市の条例においても速やかに改正を行う必要があります。繰り返しになりますが,改正点は家庭的保育事業所等による代替保育の連携先の緩和並びに家庭的保育事業所において食事の外部搬入の容認範囲の拡大等であります。 当市においては,今回の改正に関係のある家庭的保育事業としましては2つの事業所がありまして,ゼロ,1,2歳児計35人の受け入れを行っているところでありまして,これらの保護者の就労支援に確実な成果を上げているところであります。2つの事業所は,保育所の基準に準じた施設として市の認可を受けていることから安心して子供を預けることができる施設であり,今回の改正内容は代替保育の連携先について,また食事の外部搬入の規定もしっかりと決めており,適正な緩和措置等を受ける必要があると考えます。 当市の今後の保育需要を考えるに際し,このような緩和規定を行うことによって家庭的保育事業者等の参入がふえれば,ゼロ,1,2歳児の受け皿の確保はさらに進むことになり,大いに期待を寄せるものであります。 以上より,本案に賛成をするものであります。 議員各位の御理解と御賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げまして,賛成討論といたします。 ○曽我部清議長 以上で討論を終了します。 これより採決を行います。 念のため申し上げます。各委員長の報告結果は,お手元に配付の「委員会審査報告書」のとおりであります。 採決は分離して行います。 まず,討論のあった議案第57号四国中央家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について採決を行います。 本件は委員長の報告のとおり原案可決することに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○曽我部清議長 起立多数です。したがって,本件は委員長の報告のとおり原案可決することに決定しました。   ──────────────── ○曽我部清議長 次に,議案第56号及び議案第58号から議案第68号までの12件について一括して採決を行います。 本件は各委員長の報告のとおり原案可決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○曽我部清議長 異議なしと認めます。したがって,本件は各委員長の報告のとおり原案可決することに決定しました。   ──────────────── ○曽我部清議長 日程第3,委員会の閉会中の継続審査についてを議題とします。 総務市民委員長から,現在委員会において審査中の請願2件,陳情2件について,委員会条例第42条の規定により,お手元に配付しました「申出書」のとおり,閉会中の継続審査の申し出があります。 これより採決を行います。 本件は,委員長からの申し出のとおり,閉会中の継続審査とすることに賛成の議員の起立を求めます。      〔賛成者起立〕 ○曽我部清議長 起立多数です。したがって,本件は委員長の申し出のとおり,閉会中の継続審査とすることに決定しました。   ──────────────── ○曽我部清議長 日程第4,議案第72号平成30年度四国中央市一般会計補正予算(第5号)並びに議案第73号物品購入契約の締結についての2件を一括議題とします。 本件について提案理由の説明を求めます。宝利良樹総務部長。      〔宝利良樹総務部長登壇〕 ◎宝利良樹総務部長 それでは,私から議案第72号について御説明申し上げます。 本日お手元に御配付の資料ナンバー12,議案書の3ページをお開き願います。 平成30年度四国中央市一般会計補正予算(第5号)は3,200万円の追加補正でございまして,補正後の予算総額を417億8,300万円とするものでございます。 3の3ページをお開き願います。 歳出の主なものを申し上げます。 10款教育費は,市内の小学校及び中学校の普通教室等における空調設備の設計に係る委託料の補正でございます。 11款災害復旧費は,台風20号,21号及び秋雨前線による豪雨により被災した市道や林道に係る災害復旧工事費ほかの補正でございます。 なお,歳入では,これら財源として市債及び前年度繰越金を計上しております。 次に,3の4ページ,債務負担行為補正でございますが,小学校及び中学校の空調設備設計業務につきまして,総額で2,450万円の限度額を追加するものでございます。 次に,3の5ページ,地方債の追加でございますが,中学校施設整備事業につきまして,270万円の起債の限度額を追加するものでございます。 次に,3の6ページ,地方債の変更でございますが,小学校施設整備事業から3の7ページの現年度林業用施設単独災害復旧事業,この4件につきまして総額で2,210万円の起債の限度額を変更するものでございます。 私からの説明は以上でございます。御審議,御決定を賜りますようよろしくお願いを申し上げます。 ○曽我部清議長 近藤英樹消防長。      〔近藤英樹消防長登壇〕 ◎近藤英樹消防長 それでは,私から議案第73号について御説明を申し上げます。 お手元の資料ナンバー12,議案書の4ページをお開きください。 議案第73号物品購入契約の締結について御説明申し上げます。 本件は,予定価格の金額が2,000万円以上の物品の購入契約を締結するものでございますので,四国中央市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものでございます。 契約の目的は,消防署本署の災害対応高規格救急自動車の購入でございます。 契約の方法は,2社による一般競争入札でございます。 契約の金額は2,395万円で,契約の相手方は松山市空港通2丁目18番32号,株式会社新日本ライフテック,代表取締役大澤慎哉でございます。 以上でございます。御審議,御決定賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○曽我部清議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○曽我部清議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 お諮りします。本件については,会議規則第35条第3項の規定により,委員会への付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○曽我部清議長 異議なしと認めます。したがって,本件は委員会への付託を省略することに決定しました。 これより討論を行います。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○曽我部清議長 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより採決を行います。 議案第72号平成30年度四国中央市一般会計補正予算(第5号)並びに議案第73号物品購入契約の締結についての2件を一括して採決を行います。 本件は原案可決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○曽我部清議長 異議なしと認めます。したがって,本件は原案可決することに決定しました。   ──────────────── ○曽我部清議長 日程第5,議員提出議案第1号四国中央市議会基本条例の制定についてを議題とします。 本件について提案理由の説明を求めます。吉田善三郎議員。      〔吉田善三郎議員登壇〕 ◆吉田善三郎議員 それでは,議員提出議案第1号四国中央市議会基本条例について,提案理由の説明をさせていただきます。 皆様御案内のとおり,地方分権の進展に伴い地方公共団体の権限や責任の範囲が拡大しており,市民の代表者として議員で構成される議会は,民主主義や自治のかなめとして本来の役割が今こそ強く求められております。 こうした中,平成23年6月定例会で設置された議会改革調査特別委員会において,二元代表の一翼を担う議会の理念や果たすべき責務,市民参加のあり方など議会のあるべき姿を体系立てて議会みずからが定める議会基本条例の制定に向け,第一期の任期で作成された骨子をもとに,今任期の平成29年6月より17回の委員会を開催しました。議員の資質向上及び議会の活性化を図り,市民にわかりやすい開かれた信頼される議会を目指すため,熱心に協議を重ねて今議会最終日に本条例案を上程する運びとなりました。 PRポイントといたしましては,他市では数少ない正副議長の選出の過程を明らかにするための選挙に先立って所信を表明する機会を設けることや,市長等との緊張関係を保持するための委員会における反問権の付与,常任委員会による政策評価活動の実施,また災害時における議会の体制整備及び行動基準等を規定しております。 本条例は,議会運営の明文化であり,議会改革の集大成でもあります。議会及び議員に係る基本的事項を定め,市民主権による自治の推進に向け全力で市民の負託に応えていくことを宣言し,議会の最高規範として制定するものです。 以上,今回提案をいたします議会基本条例を制定することが本市議会にとって大きな第一歩となるとともに,現状に満足することなくさらなる改革に取り組むことで,市政の発展と市民生活の向上に大きく寄与できるものと考えております。 なお,附則といたしまして,この条例は公布の日から施行するものであります。 議員各位の御賛同をお願いいたしまして,提案理由の説明とさせていただきます。 ○曽我部清議長 以上で提案理由の説明は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○曽我部清議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 これより討論を行います。討論はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○曽我部清議長 討論なしと認めます。 これで討論を終了します。 これより採決を行います。 本件は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○曽我部清議長 異議なしと認めます。したがって,本件は原案のとおり可決することに決定しました。   ──────────────── ○曽我部清議長 日程第6,認定第1号平成29年度四国中央市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について並びに認定第2号平成29年度四国中央市水道事業会計決算,四国中央市簡易水道事業会計決算及び四国中央市工業用水道事業会計決算の認定についての2件を一括議題とします。 本件について提案理由の説明を求めます。三崎会計管理者兼会計課長。      〔三崎敦夫会計管理者兼会計課長登壇〕 ◎三崎敦夫会計管理者兼会計課長 私からは,認定第1号平成29年度四国中央市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について提案理由の御説明をいたします。 資料ナンバー12,議案書の1ページをお開き願います。 この議案は,地方自治法第96条第1項第3号及び第233条第3項の規定により,一般会計及び国民健康保険事業特別会計を初めとする15特別会計の平成29年度の決算につきまして,議会の認定をお願いするものでございます。 それではまず,一般会計の決算状況の概要でございますが,歳入決算額403億1,059万2,962円,歳出決算額379億365万8,026円で,差し引き額24億693万4,936円となっており,翌年度繰越事業への充当財源を差し引いた実質収支額は20億9,076万2,296円の黒字決算となっております。 続きまして,特別会計の決算状況の概要でございますが,まず国民健康保険事業特別会計を初め15の特別会計の歳入総額は308億6,512万1,302円,歳出総額は287億5,391万7,906円で,差し引き額21億1,120万3,396円となっており,翌年度繰越事業への充当財源を差し引いた実質収支額は20億3,050万7,873円でございます。 最後に,財産区管理会特別会計でございますが,実質収支額4,870万9,534円の黒字決算となっております。 説明は以上でございます。各会計の歳入歳出決算書に監査委員の歳入歳出決算審査意見書のほか,主要な施策の成果報告書など決算の関係諸表を添えて提出しておりますので,御審議の上,御認定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○曽我部清議長 田辺敏文水道局長。      〔田辺敏文水道局長登壇〕 ◎田辺敏文水道局長 それでは,私から,認定第2号平成29年度四国中央市水道事業会計決算,四国中央市簡易水道事業会計決算及び四国中央市工業用水道事業会計決算の認定について提案理由の御説明を申し上げます。 議案書の2ページをお開き願います。 この議案は,地方公営企業法第30条第4項の規定により,平成29年度四国中央市水道事業会計決算,四国中央市簡易水道事業会計決算及び四国中央市工業用水道事業会計決算につきまして,監査委員の審査意見書など関係資料を添え,議会の認定をお願いするものでございます。 まず,平成29年度四国中央市水道事業会計決算の概要について御説明いたします。 当会計は,三島川之江地区水道事業と小富士長津地区水道事業の連結決算でございます。 水道料金収入につきましては,市内の水道料金算定の用途,区分の統一等により,給水人口の減少にもかかわらずわずかながら増収となりました。 収益的収支につきましては,収入額22億1,006万421円,支出額19億3,334万1,472円で,損益ベースで1億2,153万5,555円の純利益を計上することができました。 この純利益に未処分利益剰余金変動額を合わせた利益剰余金の処分方法につきましては,議案を今議会に提出し,本日議決をいただいたところでございます。 次に,資本的収支でございますが,収入額22億4,922万2,483円,支出額34億2,628万8,532円で,翌年度充当財源を差し引いた不足額12億1,806万6,049円は減債積立金及び過年度分損益勘定留保資金などで補填をいたしております。 続きまして,平成29年度四国中央市簡易水道事業会計決算の概要について御説明いたします。 当会計は,土居地区,関川地区,北地区の3簡易水道事業の連結決算でございます。 収益的収支につきましては,収入額1億6,812万7,748円,支出額1億2,385万3,880円で,損益ベースで1,729万3,721円の純利益となっております。 この純利益に未処分利益剰余金変動額を合わせた利益剰余金の処分方法につきましても,本日議決をいただいております。 次に,資本的収支でございますが,収入額4億2,855万451円,支出額5億4,079万4,160円で,不足額1億1,224万3,709円は,建設改良積立金及び過年度分損益勘定留保資金などで補填をいたしております。 続きまして,平成29年度四国中央市工業用水道事業会計決算の概要について御説明をいたします。 工業用水の受水企業は38社,41工場となっております。 収益的収支でございますが,収入では,新宮,柳瀬,富郷工業用水の収入合計額は36億9,826万3,791円,支出合計額は26億3,615万4,621円で,純利益10億5,897万7,336円を計上することができました。 この純利益に伴う未処分利益剰余金の処分につきましても,本日議決をいただいております。 次に,資本的収支でございますが,支出額は12億5,391万5,323円でございまして,収支不足額12億5,391万5,323円は減債積立金及び当年分損益勘定留保資金などで補填をいたしております。 説明は以上でございます。その他決算附属書類を添付しておりますので,御一覧いただきまして御審議,御認定を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○曽我部清議長 次に,認定第1号及び認定第2号について監査委員の審査意見を求めます。木村昭利代表監査委員。      〔木村昭利代表監査委員登壇〕 ◎木村昭利代表監査委員 それでは,私から,平成29年度決算審査の概要につきまして御報告を申し上げます。 詳細につきましては,お手元に配付しております資料ナンバー4とナンバー8の各会計の歳入歳出決算審査意見書及び健全化判断比率及び資金不足比率審査意見書のとおりでございますので,御参照のほどよろしくお願いいたします。 最初に,認定第1号でございますが,審査の対象は平成29年度の四国中央市一般会計と16の特別会計でございます。 審査の方法は,決算様式の合規性と歳入歳出原簿等につきまして,適宜抽出,照合を行うとともに,計数の正確性,予算執行の適否等につきまして審査を行いました。 審査の結果,歳入歳出決算書ほか関係書類はいずれも法令に準拠して作成され,計数はいずれも正確で,予算執行についてもおおむね適正に処理されていることが認められました。 平成29年度は,昨年に引き続き市民税の増収等を背景とする黒字決算となっております。しかしながら,来るべき地方交付税の合併算定がえ優遇措置の終了に加え,今後確実に見込まれる社会保障関連費や公共施設等の更新費用の負担の増大といった厳しい財政状況に備えるためにも,引き続き積極的なリスク低減対策の実施と堅実な財政運営に努めていただくことを切望するものでございます。 次に,認定第2号でございますが,審査の対象は平成29年度の四国中央市水道事業,簡易水道事業及び工業用水道事業の3事業会計でございまして,いずれにつきましても決算報告書等は関係法令に準拠して作成され,計数はいずれも正確で,経営成績,財政状況につきましてもおおむね適正に表示されていることが認められました。 水道事業及び簡易水道事業におきましては,今後中長期的な経営戦略により,より品質の高い水道水の安定供給に努められるとともに,工業用水道事業におきましても,本市の基幹産業の発展に重要な役割を果たすべく,安定供給と効率的な運営に努められますよう切に望むものでございます。 最後に当市全体の財政の健全化についてでございますが,健全化指標であります実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては黒字となっておりますことから,問題はございません。 また,実質公債費比率につきましては前年に引き続き改善傾向を堅持し,将来負担比率につきましても前年に比べ改善しており,いずれも基準内の数値であることから,健全な財政状態を維持していることが認められました。 今後も引き続き,財政の健全化に向けて取り組んでいかれますことを期待いたしまして,以上簡単ではございますが,決算審査の概要報告とさせていただきます。 ○曽我部清議長 以上で提案理由の説明及び監査委員の審査意見は終わりました。 これより質疑を行います。質疑はありませんか。      〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○曽我部清議長 質疑なしと認めます。 これで質疑を終了します。 お諮りします。認定第1号及び認定第2号については,9名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し,これに付託の上,閉会中継続審査とすることにしたいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○曽我部清議長 異議なしと認めます。したがって,本件は9名の委員をもって構成する決算特別委員会を設置し,これに付託の上,閉会中継続審査とすることに決定しました。 ただいまから10分間休憩します。   ────────────────       午前11時39分休憩       午前11時49分再開   ──────────────── ○曽我部清議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りします。ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については,委員会条例第7条第1項の規定により,お手元に配付しております決算特別委員会委員名簿のとおり議長において指名したいと思います。これに御異議ありませんか。      〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○曽我部清議長 異議なしと認めます。したがって,決算特別委員会の委員は,お手元に配付の名簿のとおり選任することに決定しました。 決算特別委員会の委員の皆様には,休憩中,第2委員会室において委員会を開き,正副委員長を互選の上,その結果を議長まで御通知願います。 この際,暫時休憩します。   ────────────────       午前11時51分休憩       午後0時08分再開   ──────────────── ○曽我部清議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中,ただいま設置されました決算特別委員会を開き,正副委員長を互選の結果,委員長に篠永誠司議員,副委員長に眞鍋幹雄議員がそれぞれ選任されましたので,御報告します。   ──────────────── ○曽我部清議長 以上で本日の日程は全部終了しました。したがって,本日の会議を閉じます。   ──────────────── ○曽我部清議長 閉会に当たり,市長より御挨拶があります。篠原 実市長。      〔篠原 実市長登壇〕 ◎篠原実市長 平成30年第3回定例会の閉会に当たり,一言御挨拶を申し上げます。 この庁舎を業務として使用するのは,本日が最後となります。この後,議事堂閉場セレモニーが行われる予定となっておりますが,45年間常に,旧伊予三島市,そして合併後の四国中央市の市政運営の拠点として機能してきた現庁舎に対しては,感謝の気持ちでいっぱいであります。今議会の冒頭にも申し上げましたが,9月28日には閉庁式を開催することにしておりますので,より多くの方に御列席賜りたいと思っております。 新しい庁舎での業務は,御案内のとおり,既に今週の月曜日から開始してるところでありますが,庁舎棟には免震構造を取り入れたほかに,非常用発電機や飲料水兼用の耐震性貯水槽を備えるなど,新庁舎は災害対策の拠点としても位置づけております。ことしは夏以降全国各地で大規模な災害が発生いたしました。 7月の豪雨により愛媛県内も南予地方を中心に甚大な被害を受け,今世紀最強と言われる台風21号では関西国際空港の国際便の運航に大きな影響を生じているほか,タンカーの衝突により破損した連絡橋の完全復旧は,来年のゴールデンウイークごろに見込まれているようであります。 また,9月6日早朝には震度7の北海道胆振東部地震が発生し,多くのとうとい命が奪われました。これらの災害に被災された皆様に心からお見舞いを申し上げますとともに,犠牲になられた方々には謹んで哀悼の意を表します。 このような大規模災害は,いつ本市で起こっても何ら不思議ではありません。今議会でも災害対策に関しまして多くの質問,御提言をいただきました。市民の安全・安心の確保のため,より一層防災・減災対策に取り組んでまいりたいと思っております。 また,本日,追加提案させていただきました小中学校の空調設備にかかわる設計費の予算について御決定を賜りましたので,教育環境の向上のため,また小中学生の夏場のより快適な環境づくりのために,できるだけ早期に設置できるよう鋭意努力してまいります。 その他,議員各位におかれましては,9月4日の開会以来,本会議,委員会におきまして,補正予算を初め,認定こども園の条例の制定や人事案件など提出いたしました種々の事案につきまして,熱心かつ慎重に御審議いただき,適切な御決定を賜りました。まことにありがとうございました。 今後は速やかな執行に努めてまいりますとともに,本会議で頂戴いたしました貴重な御意見や御提案につきましては,でき得るものから順次市政に反映させてまいる所存でございますので,どうか議員各位におかれましては一層の御協力を賜りますようにお願い申し上げまして,閉会の御挨拶といたします。本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。 ○曽我部清議長 以上で市長の挨拶は終わりました。   ──────────────── ○曽我部清議長 これにて平成30年第3回四国中央市議会定例会を閉会します。   ────────────────       午後0時13分閉会───────────────────────────────────────地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。       四国中央市議会議長  曽 我 部     清              議員  山  川  和  孝              議員  三  宅  繁  博...